ドッグフードが犬に合っているかの見分け方

ドッグフードが犬に合っているかの見分け方

わんちゃんにもそれぞれ体質がありますので、どんなに良いドッグフードを選んだつもりでも合わない場合があります。 身体に合わないドッグフードを食べ続けていると、どこかしら不調やトラブルが出てきてしまいます。 健康に長生きしてもらうためには、そういった事態は避けたいですよね。 しかし、犬は人間のように言葉で物事を伝えることができません。 与えているドッグフードが愛犬に合っているかどうかは、私たち人間が、わんちゃんの出すサインを敏感に感じ取ってあげる必要があります。

ドッグフードが身体に合わない場合、アレルギー消化不良などの形で現れることが多いです。 また、粗悪な原料や有害な添加物を長期的に摂取したために、体調を崩してしまう子もいます。 特にアレルギーは、アレルゲンとなる食物の特定が急がれるので、何が苦手なのかをよく観察してあげることが大切です。

それでは、どのような見分け方をすれば、愛犬とドッグフードの相性を把握することができるでしょうか。

方法は主に以下の通りです。

便の状態を見る

ドッグフードとわんちゃんの相性をみる際、迅速かつ確実な方法は便の状態をチェックすることです。 固さや臭いなどから、アレルギーや消化不良の有無を調べることができます。

固さ

消化がうまくいっている場合、犬の便は程よい固さになります。 便をつまみ上げても形が崩れず、ペットシーツに痕が残らない状態が理想です。 逆に便が柔らかくゆるかったり、下痢が続くようであればアレルギーや消化不良が疑われます。 しかし下痢などが数日続く場合は他の病気の可能性もあり、必ずしもドッグフードが原因ではないときがあります。 あまりに長く続くようであれば、病院へ連れて行ってあげましょう。

臭い

ドッグフードを替えてすぐに便の臭いが変わったり、明らかに臭いがきつくなっている場合は、フードをうまく消化できていない可能性があります。 便の臭いが少なくなれば、腸内環境が整っている証拠です。 適宜様子を見て、消化のしやすい、身体に合ったフードを選んであげてください。

量や回数

普段より便の量が多くなったり、回数が増えたりした場合も消化不良が考えられます。 明らかに増えたり、長期的に続くようであれば食事の改善をはかった方が良いかもしれません。

便の中身

時々、犬の便を割って中身を見てみましょう。 中に未消化の穀物などが出てきたら、消化がうまくいっていない証拠です。 その他にも異常が出てくるようであれば、フードの交換を検討すべきかもしれません。

身体の構造上、犬は穀物の消化があまり得意ではありません。 しかし一般的に安価で粗悪なドッグフードには、コスト削減のために肉をあまり使用せず、穀物でかさ増ししている商品も存在します。 消化不良が疑われる場合は、グレインフリーや肉の割合の高いドッグフードに切り替えて、様子を見るのもひとつの手です。

毛づやに着目する

ドッグフードとの相性が良くない場合、毛づやにも変化が現れます。 フードを与え始めてから、早くて約1か月ほどで分かるようになります。 与える以前よりも毛づやがなくなってパサパサしてきたり、抜け毛が多くなってきたら、何らかのアレルギーを引き起こしている可能性があります。 はっきりと症状が出ている場合は、すぐに病院で検査をしてもらいましょう。

食いつきを見る

犬はあまり味覚が発達していません。 犬が「まずい」と感じるときは、基本的に「身体に毒だ」と感じているときです。 ですので、わがままによる偏食でない場合は、食いつきの悪いドッグフードは品質が低いものであったり、犬の身体にとってよくないものである可能性があります。 新鮮な食材を使用しているものや、不要な人工添加物の含まれていないドッグフードは、食いつきが良い傾向にあるようです。 そう量を与えていないのに、毎回残すといった場合も同じようなことが考えられます。 フードを与えた際のわんちゃんの食いつきを見て、判断をしてあげても良いかもしれません。

皮膚に異常がないか確認する

皮膚が赤くなったりかゆがったりするのは、典型的なアレルギー反応です。 悪化すると、その部分の毛が抜けてしまうこともあります。 また、手足を執拗に噛んでいる場合も同様です。 ドッグフードを与えてからこのような症状が出た場合、いったん給餌をやめて様子をみましょう。 アレルゲンの特定に成功しましたら、以後その原料が含まれるドッグフードは避けてあげるようにすることが大切です。

そのほか確認すること

便に変化や毛・皮膚のトラブル以外にも、涙やけがひどくなったり体臭がきつくなるなどの異常が出た場合は、ドッグフードが原因の可能性もあります。 病院を受診したり、フードを切り替えるなどの対応をとってあげましょう。

まとめ
どんなに良質なドッグフードを選んで与えてあげても、わんちゃんの身体に合っていなければ 意味がありません。 アレルギーに関しては、まず病院で検査を受けることが有効です。 アレルゲンを特定し、アレルギー反応の恐れのあるドッグフードを事前に避けることができます。

また、ドッグフードがわんちゃんに合うかわからないのに、大袋で買うことができない…といった場合は、小分けにされている試供品を与えて様子を見てあげるのも手です。

わんちゃんの健康な食生活を守れるのは飼い主さんだけです。 愛犬の様子をこまめにチェックして、身体に合ったドッグフードを与えてあげましょう。