子犬用(パピー用)ドッグフードの特徴

子犬用(パピー用)ドッグフードの特徴

生後から約1年~1年半の犬は子犬と呼ばれ、同時に身体が急激に大きくなる「成長期」でもあります。 ワンちゃんを飼い始めるとき、まだ子犬の状態で迎え入れるお家が多いのではないでしょうか。 すると食事の問題も、その日のうちからつきまといますよね。 子犬には、どのようなドッグフードが適しているのでしょうか。

ドッグフードはライフステージや犬種別に、様々な種類のものが売られています。 当然そのなかには、子犬用も数多くあります。 それではこの「子犬用ドッグフード」にはどのような特徴があるのでしょうか。 子犬用ドッグフードの特徴を知ることで、子犬に必要な栄養は何か、理解が深まると思います。

高たんぱく・高カロリーである

高たんぱく・高カロリーであることが子犬用ドッグフードの最大の特徴です。 子犬(成長期)は成犬に比べて、1kgあたり約二倍のカロリーを必要とします。 子犬は運動量も多いため、この時期に必要なカロリーをきちんと摂取させてあげることが大切です。

犬の成長期における成長スピードは、人間のおよそ10倍といわれています。 そのため、身体をつくるもととなるたんぱく質が必要になり、子犬用のドッグフードには成犬用のものよりたんぱく質が多く含まれています。

このように、子犬用のドッグフードは非常に高カロリー・高たんぱくになっています。 そのため成犬にこれを与えてしまうと、過度にカロリーを摂取させてしまうことになり、肥満の原因になります。 成長期が終わりに近づいていると感じたら、徐々に成犬用フードに切り替えてあげましょう。

免疫サポートがされている

子犬は授乳期には、母乳から抗体を受け取るため(移行抗体)、免疫力が高い状態にあります。 しかし離乳期になるとその恩恵は薄れていき、免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。 そのため子犬用のドッグフードには、ビタミンEなどの抗酸化成分が含まれていることが多いです。

嗜好性が高い

犬に食事の楽しさを知ってもらうことは、以後のしつけなどにもつながる大切なことです。 そのため子犬用ドッグフードには、より嗜好性が高くなるように工夫がされているフードもあります。

消化によい

子犬の時期は胃腸などの消化器官が未発達で、消化のしにくいものは身体によくありません。 子犬用のドッグフードは消化しやすいように考慮された商品が多いです。 腸内環境を整える成分が含まれる原材料を使用するなどの工夫もみられます。

しかしいくら消化に良いように作られているからとはいえ、一度に大量のフードを与えることはおすすめできません。 成犬の場合一般的な給餌回数は一日2回ですが、子犬の場合は3~4回に分けて与えましょう。 そうすることであまり消化が上手にできない子犬でも、無理なく栄養を摂取することができます。 ドライフードの場合はふやかして与えるのもよいでしょう。

粒の形状に工夫がされている

粒の形ひとつとっても、子犬用のドッグフードは工夫がされています。 例えば、まだ小さい口を考慮して粒が小さく作られているものが多いです。 なかには芯までふやかしやすい特殊設計がされているものや、歯の健康を守るために歯石の除去に適した粒の形状になっているものもあります。

まとめ

このように、子犬用のドッグフードには成長期の身体づくりをサポートするための工夫がなされています。 全体的な特徴としてはやはり、高カロリー・高たんぱくであること、消化しやすいように配慮されている点などが挙げられます。 ただあくまでも「子犬用」ですので、特別な事情でもない限り、成犬以上の犬に与えるのは避けましょう。

子犬用ドッグフードの適切な選び方について、詳しく知りたいという方はこちらを参照してください。
 →子犬(パピー)に適したドッグフードの上手な選び方