ドッグフードの原材料「キャベツ」の栄養素と犬の甲状腺への影響

ドッグフードの原材料「キャベツ」

一年中手に入り、生のままサラダにしたり煮込んでスープにしたりと活用範囲の広いキャベツは、さまざまな栄養素を含んだ優秀な野菜です。

しかし、「キャベツは犬に与えないほうがよい」というのはよく聞く話です。
そのため、キャベツを愛犬に食べさせてもよいものか、悩まれている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ここではキャベツの栄養素から、本当にワンちゃんに与えてはいけないのかといったことまで、詳しくみていきたいと思います。

旬とおいしいキャベツの見分け方

キャベツはアブラナ科アブラナ属に分類される野菜で、別名を「カンラン(甘藍)」ともいいます。
可食部のβ-カロテン含有量が600μg未満であるために「単色野菜」の仲間とされています(β-カロテンを600μg以上含んだものは緑黄色野菜です)。

キャベツは主に群馬県や愛知県、千葉県などで作られていますが、北海道から九州まで、日本全国で栽培されています。
その土地ごとの気候により収穫の時期は異なるため、季節によってさまざまな産地のキャベツが店頭に並ぶのです。

一般的な冬キャベツの旬は1月から3月の間ですが、春先には新キャベツが、初秋には高原キャベツ(夏キャベツ)が出回ります。
これらの他にも、レッドキャベツ(紫キャベツ)や芽キャベツ、グリーンボール、サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)などさまざまな品種が存在し、それぞれに栄養価や食感、外見に特徴があります。

私たちにもっとも馴染みのある冬キャベツは、葉が濃い緑色をしており、手に持った時にずっしりとした重みを感じるものがおいしいとされています。
丸ごと売られているキャベツでは確認することはできませんが、カットされているものの場合は、きっちりと葉が巻かれているキャベツがオススメです。
対して春キャベツの場合は、重量は軽く、葉はフワッと巻いていて適度なすき間があるものの方が柔らかくておいしいため、見分ける時に注意してください。

下の写真は春キャベツの断面です。しっかりと巻かれた冬キャベツと比べて、波打つ葉と葉の間にふんわりとした隙間があることが分かります。

キャベツを使ったドッグフードの種類

キャベツは栄養素も豊富で彩りも良いため、ドッグフードへも多く使用されています。
ワンちゃんの主食となるフードの場合、缶詰やレトルトパウチ状のモイストフードの多くに、キャベツを使った商品が多いです。
また、セミモイストフードなどにもみられることから、キャベツは柔らかい食感のフードに多く使われていることが伺えます。
品数は限られますが、キャベツの入ったドライフードも販売されています。

また、キャベツはワンちゃん用のおやつにも頻繁に登場します。
小さく切ったキャベツをそのままエアドライやフリーズドライした商品から、ボーロやジャーキー、ふりかけまで、多くの商品が確認できます。
キャベツなどの葉物野菜は、フリーズドライよりもエアドライの方が食感が程よく残っておいしいといわれています。

ニンジンやグリンピースなどの他の野菜とキャベツをミックスして使用していることも多く、栄養価アップとともに、緑や赤、黄色など見た目にも華やかになるように作られていることが分かります。

これらの犬用おやつの中にはブドウ糖や砂糖などの糖類が入っているものも多いので、ワンちゃんが糖分の摂り過ぎにならないように注意してあげる必要があります。
「フリーズドライのキャベツなのだから、原材料はキャベツだけのはずだ」と思っていたら、砂糖が使われていたというケースもあり得るのです。
愛犬の健康のためには、なるべくであれば糖類が添加されていないものを選んであげたほうがよいでしょう。

キャベツの持つ栄養素

キャベツの主な栄養素含有量
栄養素 100g当たりの含有量
カロリー 23kcal
水分 92.7g
タンパク質 1.3g
炭水化物 5.2g
ビタミンA 4g
ビタミンC 41mg
ビタミンK 78μg
ビタミンU 350μg
葉酸 78μg
食物繊維 1.8g(水溶性0.4g/不溶性1.4g)

栄養素が豊富なイメージのある緑黄色野菜と比べて、単色野菜であるキャベツは使い勝手は良いものの、栄養価的には劣ると思われがちです。
しかしキャベツは、特徴的な栄養素であるビタミンUを始めとして、さまざまな栄養素を含有している優等生なのです。

胃粘膜を保護するビタミンU(キャベジン)が豊富

キャベツの栄養素で最も特徴的なものといえば「ビタミンU」でしょう。

「ビタミンU」と聞いてピンと来なくても、「キャベジン」といえば思い当たる方もいらっしゃることと思います。
ビタミンUの別名はキャベジンであり、その名の通り、キャベツのしぼり汁から発見されたアミノ酸の一種です。
ビタミンUは「塩化メチルメチオニンスルホニウム」や「S-メチルメチオニン」という化学名でも呼ばれています。

ビタミンUは、ビタミンと同じような働きをする「ビタミン様物質」の仲間です。
ビタミンには「体調維持に必須ではあるけれども、体内で合成されない(もしくは合成できても必要量には満たない)ため、食物などから摂取する必要がある有機化合物」という定義があります。
ビタミンUは体内で作ることができ、欠乏した例が確認されていないため、ビタミンの定義からは外れます。
すなわちビタミンUは、ビタミンという名前が付いているにもかかわらず、厳密には「ビタミン」ではないのです。

ビタミンUの「U」とは、英語で「潰瘍」の意味を持つ「ulcer」の頭文字から取られています。
ビタミンUには胃酸の分泌を抑えて胃粘膜を修復したり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する働きが認められており、人間用の胃薬の成分としても利用されています。

ビタミンUは水に溶けやすく、加熱によって壊れやすいため、キャベツを生のままで与えたほうがワンちゃんに対して大きな健康効果を期待することができます。
特にキャベツの芯には多くのビタミンUが含まれています。

しかし芯は食物繊維が多く、特に硬い部分です。野菜の消化が苦手なワンちゃんに生で与えると、消化不良を起こす可能性も高まります。
中には生のキャベツを食べても無症状のワンちゃんもいますが、キャベツの芯は細かくカットして火を通し、柔らかくした状態のものを食べさせたほうがよいでしょう。
栄養素は少し無駄になってしまいますが、愛犬の健康には代えられません。

抗酸化作用を持つビタミンCを含む

ビタミンCの持つ健康効果

キャベツには強い抗酸化作用を持つことでお馴染みのビタミンCも多く含まれています。
ビタミンCには体内の細胞を酸化させて、高血圧やガンなどの生活習慣病を引き起こす可能性のある活性酸素を除去してくれる働きがあります。
優れた抗酸化作用により、体のサビつきからくる老化の速度をゆるめることも期待されている栄養素です。
同時に、各種ホルモンの合成や貧血予防には欠かせない鉄分の吸収を促進する働きもあります。

またビタミンCは、ワンちゃんの皮膚や被毛の重要な構成成分であるコラーゲンの生成にも関与します。
ビタミンCは、ワンちゃんを内側からも外側からも若々しくしてくれる心強い栄養素なのです。

また、ビタミンCには、抗酸化力を発揮して役目を終えたビタミンE(ビタミンEラジカル)を、再び活性酸素と戦える状態に戻す働きがあります。
そのため、ビタミンCをビタミンEと一緒に摂取させると、さらなる抗酸化効果が望めるのです。

ビタミンCは犬にとっては「ビタミン」ではない

ビタミンUの項目のところで、体内で合成されない栄養素を「ビタミン」と呼ぶとお話ししましたが、ビタミンCはワンちゃんの体の中で作ることが可能です。
私たち人間の体内では合成できないために「ビタミン」という名が付いていますが、ワンちゃんに関していえば、ビタミンCはビタミンではないということになります。
そのため長いこと「犬にはビタミンCの摂取は不必要」であるといわれてきました。

しかしビタミンCは、ストレスや病気などにより大量に消費されるため、ワンちゃんでも欠乏する可能性が指摘されています。
水溶性であるビタミンCは取り過ぎたとしても尿と一緒に排出されるため、過剰症のリスクは低い成分です。
欠乏の予防のためにも、日頃の食事からビタミンCを摂取させることは、メリットはあってもデメリットは少ないと判断できます。

ビタミンCを無駄なく摂取させる方法

キャベツのビタミンCを逃さず愛犬に摂取させるためには、調理方法に気を付けることが大切です。
千切りをすると葉が細くなり火の通りもよくなるため、ワンちゃんにも食べやすいのですが、切断面が増えることによってビタミンCが流出しやすくなります。
ビタミンCは水に溶けやすいため、カット後に長時間水につけたり空気に触れさせていると、どんどんと栄養素が逃げて行ってしまいます。
キャベツは包丁で切る前にしっかりと洗い、刻んだ後は手早く調理することをオススメします。

不溶性食物繊維に富む

キャベツは、水に溶けにくい性質をもった不溶性食物繊維を多く含有しています。

不溶性食物繊維は水を抱え込む力(保水性)に優れており、水分を吸収し便のサイズを大きくしたり、適度な硬さにする働きがあります。
また、腸内の壁を刺激することによって、便意を促しスムーズな排泄をサポートしてくれるのです。
腸内の不要な有害物質や老廃物を吸着し、便と一緒に排泄してくれるため、腸内環境が良くなり大腸がんの予防効果も期待できます。

食物繊維の多いキャベツは満腹感を得やすいため、食欲が旺盛なワンちゃんや肥満犬に対しての食事のかさ増し効果を狙って利用されることも多いです。
キャベツをドッグフードにトッピングしたり、おやつ代わりに与えるようにと、ダイエットが必要なワンちゃんにアドバイスする獣医さんもいるくらいなのです。

しかし、豊富な食物繊維が逆効果をもたらすこともあります。
キャベツを犬に与えすぎると消化不良を起こし、腸内にガスが溜まったり、腹痛や下痢、嘔吐を起こす可能性があるため注意が必要です。

柔らかさを求めるのであれば、一般的に売られていることが多い冬キャベツよりも、春キャベツや高原キャベツがオススメです。

キャベツの持つその他の栄養素

ビタミンUやビタミンC、食物繊維の他にも、キャベツにはワンちゃんの健康に有益な栄養素が多く含まれています。
その代表的なものをご紹介していきます。

葉酸
DNAやアミノ酸などの合成に関わる補酵素(酵素の働きを助ける栄養素)です。造血作用もあり、貧血の予防効果も期待できます。
葉酸は水溶性のため、キャベツをゆでるよりも電子レンジで加熱した方が、葉酸の含有量を保つことができます。

葉酸について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ドッグフードの栄養素「葉酸」の働きとは?不足すると貧血になる?

ビタミンK
血液が凝固することを促進する作用と、逆に固まらないようにするという相反する作用を持った脂溶性のビタミンです。
骨からカルシウムが溶けだすことも防ぐため、愛犬の骨の強化にも効果が期待できます。ビタミンKは油に溶けやすい性質を持ちます。

ビタミンKの詳しい働きについてはこちらをご参照ください。
ドッグフードの栄養素「ビタミンK」の重要性について解説

アントシアニン(レッドキャベツ)
レッドキャベツ(紫キャベツ)は、アントシアニンという色素を多く含む品種です。
レッドキャベツの鮮やかな紫色は、このアントシアニンの色なのです。

アントシアニンは、有害な紫外線などから自分を保護する目的で植物が生成するポリフェノールの一種です。
数あるポリフェノールの中でも、アントシアニンは特に目に働く成分として有名です。
目の疲労を素早く回復したり、暗闇の中でもスムーズに目を慣れさせる効果などに優れます。

ワンちゃんたちはもともと少しの光があれば暗闇でも物を見ることができますが、アントシアニンはその視力をさらにサポートしてくれるでしょう。
さらにはビタミンCやEと同じように抗酸化作用も期待できます。

レッドキャベツは普通の緑色のキャベツに比べると葉が分厚く、アントシアニンの影響でやや苦味があります。
ワンちゃんは、食材の苦味を敏感に感じ取って避けます。
一般的に毒性のある食べ物は苦い味がすることが多いため、こうすることで本能的に毒物から身を守っているのです。
そのため敏感なワンちゃんの中には、レッドキャベツをあまり好まない子もいるかもしれません。

そのような時にはレッドキャベツをゆでてみましょう。
アントシアニンは水溶性のため、煮汁に溶け出します。
せっかくのポリフェノールを減らしてしまうことにはなりますが、紫色(アントシアニンの色)になったゆで汁をこぼせばレッドキャベツの苦味が軽減され、ワンちゃんにも食べやすくなるでしょう。

キャベツの与え過ぎで犬の甲状腺が腫れる?

「キャベツで犬の甲状腺が腫れることがある」という話をご存知の飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この項目では、キャベツと甲状腺の関係について少し触れていきたいと思います。

グルコシノレートが変化してゴイトリンが作られる

キャベツが犬の甲状腺に悪影響を与えるといわれる原因は、キャベツに含まれる「グルコシノレート(からし油配糖体)」が変化した「ゴイトリン」という物質になります。

少しややこしいのですが、グルコシノレートからゴイトリンが発生するまでを簡単にまとめました。

まずキャベツは、アブラナ科の植物が多く持つグルコシノレートという成分を含有しています。
そして、生き物に食べられるなどしてキャベツの細胞組織が壊されると、グルコシノレートとミロシナーゼという酵素が混ざり合い、イソチオシアネートという配糖体が生成されるのです。

イソチオシアネートは辛味を持ち、昆虫に対しては有害です。
キャベツが虫に食べられることを防ぐ目的で生成する成分なのです。大根おろしの辛さも、このイソチオシアネートによるものです。
イソチオシアネートはガンの抑制作用を持つことが研究によって発見されており、その健康効果が注目されている成分でもあります。
イソチオシアネートは環化(鎖状の分子が、化学反応により環状になること)して、さらにゴイトリンへと変化します。

すなわち変化の順序としては、グルコシノレート→イソチオシアネート→ゴイトリンとなります。

ゴイトリンが甲状腺を腫らすしくみ

ゴイトリンは、甲状腺(※1)のヨウ素(ヨード)の取り込みを邪魔する働きを持ちます

甲状腺が甲状腺ホルモン(※2)を作り出すためには、甲状腺ホルモンの主要な成分となるヨウ素が必要です。
ヨウ素とは、海藻類や魚介類に多く含まれるミネラルの一種です。
ゴイトリンはそのヨウ素を甲状腺が取り込むことを阻害します。
すると当然、甲状腺ホルモンが充分に産生されなくなります。

甲状腺ホルモンはワンちゃんが生きていくために非常に重要な働きを持つため、不足すると脳下垂体というところから「もっと甲状腺ホルモンを作りなさい」と命令するホルモンである「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が分泌されるのです。
このホルモンによって刺激され続けた結果、ワンちゃんの甲状腺に腫れがみられる可能性があります。
多量のゴイトリンを長期間与えることにより、甲状腺腫を発症するという実験結果も報告されています。

※1 甲状腺・・・ワンちゃんののど(気管の横)にあり、甲状腺ホルモンを分泌する働きを持つ器官です。

※2 甲状腺ホルモン・・・新陳代謝を促進し、熱を生み出すなど、動物が生きていく上で不可欠な働きを持ちます。子犬の正常な発育にも欠かせないホルモンです。

キャベツの品種改良によってグルコシノレートの含有量は減少

しかし、キャベツに含まれるグルコシノレートの量はごく微量であり、健康被害が出るには大量のキャベツを食べなくてはなりません。
その量も通常ではありえないほどの量を取らなければ害はないと考えられており、あまり神経質になる必要はないと結論付けられています。
しかも、現在のキャベツのグルコシノレート含有量は、品種改良のお陰でさらに減っています。
甲状腺に疾患を持つワンちゃんの場合は、念のためにキャベツの摂取を控えたほうがよいかもしれませんが、健康な犬であれば心配は少ないでしょう。

しかし芽キャベツは、その他の品種よりもグルコシノレートの量が多いといわれています。
芽キャベツは、手のひらにいくつか乗せることができるほどに小さく、人間や大型のワンちゃんであればひと口で食べられるくらいの大きさをした品種です。
ヒメカンラン(姫甘藍)やコモチカンラン(子持甘藍)などと呼ばれることもあります。

この芽キャベツは、ゆでて下処理をする必要性があり、アクの強い食材としても知られています。
芽キャベツを丸ごと乾燥させた犬用のおやつも販売されているため、ワンちゃんに絶対に与えてはいけない食材とも言い切れないのですが、甲状腺へのリスクは他の品種よりも高いと考えられます。
キャベツの中では高い栄養素を誇る芽キャベツですが、ワンちゃんには避けた方がよい食材です。

キャベツと尿路結石の関係

キャベツには「シュウ酸」という成分が含まれています。
このシュウ酸がワンちゃんの体内に取り込まれ、カルシウムと結合して石が作られることがあります。
この病気がシュウ酸カルシウム尿石症です。 尿石症は尿路結石ともいい、腎臓や膀胱、尿道などに石ができてしまうことを意味します。
石の成分によって呼び名が異なり、シュウ酸とカルシウムが原因の場合には「シュウ酸カルシウム尿石症」と呼ばれます。
シュウ酸カルシウム結石は表面がトゲのようにとがり、ゴツゴツとした形状となることが多く、周囲を傷付け出血を伴う可能性の高い石です。

シュウ酸を多く含む野菜の代表格ホウレンソウ(100g当たり0.97g)には遠く及びませんが、キャベツにも100g当たり0.1gのシュウ酸が含まれています。
また、キャベツにはカルシウムなどのミネラル類も豊富に含まれています。
尿石症の治療中や既往歴のあるワンちゃんに限らず、健康なワンちゃんに対しても多くのキャベツを与えることは控えたほうがよいでしょう。

シュウ酸カルシウム尿石症は、治っても再発しやすい病気です。
一度発症してしまったワンちゃんに対しては、特に日頃の食事管理に充分に気を付ける必要があります。

シュウ酸はゆでるとお湯の中に溶けだすので、ゆで汁を捨ててからワンちゃんに与えることで、シュウ酸の摂取量を減らすことが可能です。
また、シュウ酸はキャベツの外側の葉に多いため、なるべく内側の葉をあげることも有効です。
普段から水を充分に飲ませて、尿の排泄を促してあげることも尿石症の予防になります。

キャベツには、ゴイトリンやシュウ酸など病気の引き金ともなりかねない成分が含まれています。
どちらの成分もそれほど多くの量が入っているわけではないので、過度な心配は不要ですが、もともと甲状腺や結石の病気を持っているワンちゃんは用心するに越したことはありません。
健康なワンちゃんの場合は、適度な量のキャベツを食べさせることによって、健康効果が期待できるでしょう。

キャベツには水溶性と脂溶性のさまざまな栄養素が入っており、どの成分をメインで摂らせたいかによって調理法が異なります。
しかし、シュウ酸を減らし消化を良くするためにも、愛犬にはゆでるなどして火を通してから与えるようにしたほうがよいでしょう。